OCHaCafe Season4 #4の資料です. デモのソースコード等はこちらをご参照ください.
自分が複数のシステムの開発を経験して得た確信として、「認証と認可と課金とコアドメインの分離がめちゃくちゃ重要である」というものがあるので、コレを整理してアウトプットしていく 分離するモチベーションとは Microservice文脈でいうと、デプロイ独立性だったり、リソースの最適配分だったり、障害の局所化だったり、開発組織とのマッピングだったりがメリットとして語られることが多い。 だが、ここで取り上げたいのは戦術的DDD的観点でのコンテキスト分離の有用性である。 ※ちなみにコンテキスト分離のみであればモジュラモノリスだけで実現可能。 戦術的DDD的観点での関心事の分離によるメリットとは コンテキストが分離されていることによって、境界をまたぐ際に「このI/Fは正しいのか?」を都度考えることを強制することができる。 境界がなければ意図しない密結合を生みやすくなってしまう。 もちろん、境界を超える
これまでいろんな現場でWebフロントエンド開発をしてきて、メンテナンスしやすく効率の高いWebフロントエンド開発をする上で重要になる考えが自分なりにまとまってきたので記事にしてみます。 Worse is Betterという考え方 自分が見てきた中でWebフロントエンドの開発効率が落ちてしまう一番の要因は、きれいで理論的には優れているアーキテクチャを構築しようとしてそれ自体がもたらす複雑性を支えきれないというパターンです。 少し前にフロントエンドにClean Architecture(以下CA、あの同心円の図を指すのは誤用に近いですがここではそれに乗ります)を導入する記事が流行ったと思いますがあんな感じです。ああいったクラスベースでDIが重要となる設計手法はサーバーサイドのJavaでSpringを使うのとは違ってReactがサポートしているものではないため、CAの実現自体に高い設計スキルが必
創業前に読んだSalesforce社の「SaaSスタートアップ創業者向けガイド」にはこのように書かれていました。 「もし自分でSaaS企業を始めるべきか否かを迷っているのならば、次の3つを自分に問いかけてみて下さい」 「1. 十分な顧客をつかんで推進力を得る、つまり最初のトラクションを獲得するまで、丸2年をかける覚悟がありますか?」「12ヶ月でも、18ヶ月でもなく、24ヶ月です。2年間です。そうです。6ヶ月でもなく12ヶ月でも不十分です。」「もし最初のトラクションを獲得するまでに24ヶ月かけられないのであれば、SaaSの分野では失敗します。」 「2. 1年に8,760時間働くことができますか?」「つまり、24時間365日働くことです。1日14時間会社にいて専念しなさいと言っているのではありません。常に不可能と思えるようなことを実行する方法について夢中になって考え、悩み、苦しむ覚悟ができてい
ところが1997年にドミンゲスはがんのために世を去り、2004年にはロビンもがんの宣告を受けて、すべての活動をやめてリタイア生活を送ることになる。だが2007~08年のリーマンショックと世界金融危機のあと、ドミンゲスとロビンの思想はミレニアル世代を中心にSNSで広がり、「FIRE(ファイアー)」と呼ばれるようになった。「経済的独立、早期退職 (Financial Independence, Retire Early)」の頭文字だ。 このブームを受けて、ロビンは2018年に“Your Money or Your Life”の4度目の改訂版を出し、総発行部数は累計で100万部を超えた*1。 FIREの目標は、お金を使わない質素な生活をしてできるだけ多く貯蓄し、投資によって金融資産を増やしていくことだ。その理念を共有するパートナーを得て2人で貯蓄に励めば、より早く目標に到達できる。 FIREの基
CyberAgent Developers Advent Calendar 2021 – Adventar 16日目の記事です。 マッチングアプリ「タップル」のバックエンド開発を担当している上村です。 タップルで現在進行中のTypeScript移行について、取り組む事を決めたモチベーション、移行の進め方について紹介します。 目次 TypeScriptとは 開発現場の背景 なぜ今までTypeScript移行が進められなかったのか? なぜTypeScriptへの移行を決断したか? TypeScript移行を進めるにあたっての課題 TypeScript移行の方針 タップルでのTypeScript移行の実際の勧め方 実際にTypeScript移行を進めてみた結果 TypeScriptとは 公式サイトに「TypeScript is JavaScript with syntax for types.」
CEOの意思決定サポートをするため、経営に踏み込み、戦略の策定から組織運営の仕組みづくりなどを行うのが「経営戦略室」。そんな経営戦略室を率いる河野秀治(Shuji、上級執行役員 SVP Strategy)は、現在は経営戦略や国際戦略のほか、Security、ITインフラ、HR、R4D(研究開発)、サステナビリティ(ESG・SDGs)なども管轄しています。 そこで今回は、Shuji自らが書いた記事をお届け。送られてきた箇条書きスタイルのドキュメントに強い意思を感じたため、原文のまま掲載します。 ※以下、河野本人によるブログ原文です。 タイトルに釣られた皆さんこんにちは。Shujiです。 2年ぶりのメルカンへの投稿です(前回まあまあいい事言ったつもりが、「わかりにくい」と貴重なご意見をいただきました)。ということで、今回はメルカンが社内報であるということをいいことに、より生々しい情報を共有でき
こんにちは、ナカエです。 2019/02/16(土)に東京の田町グランパークで開催された Larvel JP Conferenceに参加してきました。 東京がこわいので引きこもり気味なので、大きいカンファレンスでの登壇は初めてでした。 スライド 「PHPでもgRPCサーバを立てたいだけの人生だった」というタイトルで gRPCとProtobolBuffers PHPでgRPCサーバは可能なのかどうか 脱PHP-FPMの流れ PHPの変化について行くために今からできること などについて、gRPC沼、Swoole沼、RoadRunner沼に一人でも多くの人を引き込むことを目標にまとめました。 LTの裏の枠 セッションは3FのLaravelトラックと4FのPHPトラックに分かれています。自分はLaravelにあまり関係ないプロポーザルをその場のノリで提出していたのでPHPトラックでした。 タイムテ
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