Springer Nature社は、10月18日、著者が書籍・論文の出版プロセスで利用できる自動翻訳サービスを無料提供していると発表した。 本サービスは、翻訳ツール"DeepL"を利用して、ドイツ語、中国語、日本語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語の6言語から英語への翻訳を行うもの。 自動翻訳されたコンテンツは、人間が翻訳精度の確認を行う。その後、原文と翻訳の著作権を保持する著者がその内容を承認した場合にのみ出版されるという。 本サービスにより、著者は好みの言語で原稿を書くことができ、しかも複数の言語での出版を通じて読者層の拡大を期待できる。 [ニュースソース] Springer Nature seeks to reduce language barriers by harnessing technology to offer free auto-translation service
Scholastica社は、8月13日、 "The State of Journal Production and Access 2020: Society and university publishers"を公開した。 本レポートは、1誌以上の査読ジャーナルを出版する学術機関の従事者に実施した、ジャーナルの作成およびアクセスに関する調査をまとめたもの。本調査の実施期間は2020年3月から6月。63名から回答を得たという。 ジャーナル作成に関する知見として、フルテキストXMLファイルを作成している出版社が半数に満たなかったこと、多くの出版社が論文のメタデータに助成機関の名称や助成機関IDを含めていなかったこと、出版社が重視している今後3年間のジャーナル作成における優先事項は作成時間の削減であることなどを示している。 ジャーナルのアクセスに関する知見として、出版社の多くが完全OA(オープン
2019年11月1日、出版社に対しAI技術によるソリューションの提供を行っているデンマークのUNSILO社は、学術出版社における人工知能(AI)の活用状況やAIに対する認識についての調査結果を発表しました。 調査は2019年7月から9月にかけて実施され、回答者数は82でした。主な調査結果として以下の5点を挙げています。 ・3分の2超の出版社が少なくとも1種類はAIツールを使用している ・3分の1の出版社が内製でAIツールを構築している ・AIツールを使用していない出版社の45%が1年以内のツール導入を計画している ・現時点ではAIは新機能の開発よりも主にスタッフの能率向上に用いられている ・10%の出版社のみがバイアスのチェックにAIを使用している UNSILO in the press(UNSILO) https://unsilo.ai/press-room/ ※2019年11月1日付け
・出版助成申請のご希望などについても遠慮なくご相談下さい ・著者と打ち合わせながら編集者が作成 ・毎月,最終月曜日に会議で検討 [企画委員会とは] (1)専門分野の異なる11名の教授により構成 (2)年6回(隔月の1,3,5,7,9,11月)開催 (3)内容を検討し,出版の諾否を理事会に上申する (4)原稿がある場合は,企画委員に事前に査読していただき,委員会でコメントをしていただく。このコメントと,当日回覧する原稿をもとに検討する。内容・構成については疑問点や改善すべき点など,かなり具体的な指摘がある。
論文誌の購読料が高すぎるよ。・゜・(/Д`)・゜・。うわぁぁぁぁん ってな話を前回書いたのでついでにオープンアクセス論文誌の話もしちゃうことにします。 オープンアクセスジャーナルとは何ぞや、というと、 早い話が「ただで読める論文誌」です。 普通の論文誌はバカ高い購読料を払って冊子体を購入するかアクセス権を得ない限りりロックがかかってて読めませんが、オープンアクセスジャーナルに関してはどこからアクセスしようが論文が読めます。文字通り「オープンアクセス」なのです。科学誌ではPLoS ONEや最近創刊されたScientific Reportsあたりが有名ですね。ほかにも掲載時からオープンにするものや、ある程度古くなったものをオープンにするスタイルなど色々あり、それらを含めて昨今急速に増えてきているタイプの論文誌です。 ・Half of All Papers Now Free in Some Fo
2013年6月22日 図書館デジタル化の波紋、オープンアクセスと出版は両立するか 国立国会図書館が、34万冊以上の著作権処理が完了した本や雑誌をインターネットで公開している近代デジタルライブラリー。この図書館資料のデジタル化をめぐって巻き起こった議論を追いました。 刊行中の本の公開は死活問題 近代デジタルライブラリー、通称「近デジ」が今月になって、インターネットで話題を呼びました。 インターネットに公開されたデジタル化資料が日本出版者協議会の要望により一部が一時公開停止になっているという話です。 この対応をめぐってスラッシュドットやTwitterなどインターネット上では、出版社側に批判の声が集まりました。 そこで、公開差し止めを要望した「大蔵出版」の社長、青山さんにお話を伺いました。 当初は正当だという理由で取り合われなかった 『大正新脩大蔵経』全88巻が突然近デジ上に公開された
2024年6月1日に、常時SSLの設定を行ったところサイトが表示されなくなってしまったので、同年6月9日にバックアップ等から新たに作り直しました。 『世界の出版情報調査総覧』(通称 ブックサーチ)は,2012年5月21日に日本図書館協会から出版されました。 出版から1年を経過 しましたので、書籍版の本文を全文掲載することにしました(但し,校正で加筆修正削除した部分を全て記録していないため,書籍版と記述等が若干異なる事を前もって申し上げておきます)。全文掲載に当っては、明らかな間違い、解釈ミスについては修正・訂正を施しました。また、特に書店部分については書店個々で独立したページを設定し、修正・訂正だけではなく、補足情報(動画情報、旗艦店の場所の図示、等)も収録しました。 さて、新刊書籍扱いにも関わらず,ここに全文掲載を行うのは,矛盾するかもしれませんが、機会が得られれば、改訂版を出版したいか
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