SPARCは、9月2日、"Unsub Gives Libraries Powerful Evidence to Walk Away from Big Deals"と題する記事を公開した。 本記事は、非営利組織"Our Research"が開発した、データダッシュボードおよび予測ツール"Unsub"を紹介したもの。 本ツールが各機関におけるジャーナルの価値やコストを予測するなど、学術図書館のジャーナル契約交渉時の意思決定に役立つこと、2019年後半に本ツールを構築した際、北米の大学の間ですぐに関心が高まり、現在300以上の図書館が本ツールを利用していることなどを示している。 そのほか、本ツールは機関の規模に応じて年間500ドルから3,000ドルで利用できること、SUNY(State University of New York、ニューヨーク州立大学)の出版社との交渉における活用事例も紹介して