マタタビと聞くと、何故か猫を思い浮かべてしまいませんか? 猫の飼い主さんならもちろんマタタビの存在はご存知のことでしょう。猫はマタタビが大好きですよね。 でも何故猫はマタタビが好物なのか? それを知っている飼い主さんはあまりいないのではないでしょうか。 そんな猫とマタタビの不思議な関係を紹介します。 マタタビ(学名:Actinidia polygama)とは、山地に自生する蔓性落葉低木(ツルで他の木に巻きつく植物)です。昔から人も漢方薬として利用してきたことで有名です。利尿作用や血行促進、強壮作用があると言われており、痛風や神経痛リウマチにも効果があるようです。また、マタタビの花は山菜としておひたしや炒め物に、又茎や葉は乾燥させ入浴剤としても利用されてきました。 昔、長旅の疲労で疲れた旅人がマタタビの果実を食べたところ元気が出て、「また、旅ができる」ようになったことから「マタタビ」