今フジテレビ開局50周年を記念してやっているドラマ「不毛地帯」。まだ始まったばかりだから出来不出来はわかんないのだけれど、とにかくキャストの力の入れようがスゴイ。それだけで、とりあえず視てみようという気にはさせられる。 ここ数年、いつのまにやら各局がおのれで勝手に開局××周年を祝うという風習が一般化し、そんななか制作されるのがこの手の開局××周年記念ドラマなのだけれど、どの局のそれにも共通点がある。 まずキャストがやけに豪華、そしてやたらと登場人物が多い。 これに尽きる。 おそらく通常のドラマでは類を見ないお金が動いているのだろう。なんせ開局××周年記念ドラマなんだから。それらの作品では、これ見よがしに豪華な俳優陣が、大量に画面を行き来する。時に、「こ、こんな大物が!?」という逸材を会社の清掃員とかそういう端役で「無駄遣い」してるのは、何かイヤミにすら思える。 でも、この風習にはいいことば