滋賀県では、県の認知度が低いとして名称の変更が議論となっていましたが、県民を対象にした世論調査の結果、80%以上の人が、「名称変更は必要はない」と回答し、三日月知事は名称は変えずに認知度の向上に取り組みたいとする考えを示しました。 52%に当たる1561人が回答し、滋賀県の認知度について、「認知されている」が23%だったのに対し、「あまり認知されていない」は65%でした。 しかし、滋賀県の名称については「変える必要はない」が83%に上り、「変えたほうがよい」の7%を大きく上回り、「変える必要はない」と答えた人の多くが、県名に愛着があることを挙げました。 三日月知事は記者会見で、「多くの県民が県名に愛着を持っていると再認識した。今後は『おうみ』という名称と滋賀県を結びつける政策を推進したい」と述べ、滋賀県の名称は変えずに認知度の向上に取り組みたいとする考えを示しました。