How to watch Polaris Dawn astronauts attempt the first commercial spacewalk
How to watch Polaris Dawn astronauts attempt the first commercial spacewalk
論壇誌「アステイオン」85号(公益財団法人サントリー文化財団・アステイオン編集委員会編、CCCメディアハウス、11月29日発行)から、周東美材・東京大学大学院情報学環特任助教による論考「いつも見ていた『ジャニーズ』――戦後日本のメディアと家族」の一部を、2回に分けて抜粋・転載する。 SMAP解散騒動により、改めてその存在の大きさ・特異性に注目の集まったジャニーズだが、その1962年4月の誕生から振り返った周東氏は「『ジャニーズ』が日本社会において日常化していったという事実には、戦後日本が東アジアのなかで経験した独自の歴史が色濃く刻印されている」という。果たしてジャニーズとは何なのか。それは東京・代々木のワシントン・ハイツから始まった――。 (※なお、本稿では、最初の4人組グループのジャニーズを指すときには〈ジャニーズ〉と表記) (上写真:ソノシート付き絵本『バットマンダイヤモンド強奪計画』
<イスラエルが占領地で進める入植活動の停止を求める国連安保理決議が、アメリカの棄権により成立。イスラエルのネタニヤフ政権は烈火のごとく怒り、親イスラエルを公言するトランプ政権の発足後に巻き返しを図る構え> オバマ米政権は23日、イスラエルが占領するヨルダン川西岸やガザ地区、東エルサレムなどで続く入植活動の停止を求める国連安全保理の決議案に、拒否権を行使する代わりに棄権した。イスラエルを非難する決議にアメリカが賛同するのは異例だ。ドナルド・トランプ次期米大統領が直前まで、拒否権を発動すべきだとツイッターで現職大統領に揺さぶりをかけ続けたのも、異様な光景だった。 【参考記事】米国がイスラエルの右翼と一体化する日 決議は、安保理15か国のうち14カ国が賛成し、アメリカの棄権により採択された。トランプは採択後も国連とオバマ政権に対する批判を続け、「(自分が大統領に就任する)1月20日以降は、国連も
<空母「遼寧」の太平洋進出など、中国海軍が動きを活発化させている。それは就任間近なアメリカの次期大統領ドナルド・トランプが、これまでの大統領のように「人権」や「民主主義」といった理念を振りかざすのではなく、アメリカの実利のためには実力行使も辞さない手強い相手と見ているからだ」 2016年12月25日、中国海軍の訓練空母「遼寧」が宮古海峡を抜けて、西太平洋に入った。中国海軍のこの行動は、明らかにトランプ氏をけん制したものだ。中国は、自らの懸念が現実のものになるのを恐れているのである。 【参考記事】トランプ-蔡英文電話会談ショック「戦争はこうして始まる」 空母「遼寧」は、3隻の駆逐艦及び3隻のフリゲート、1隻の補給艦を伴っていた。「遼寧」は、訓練空母であって実戦に用いる能力がないにもかかわらず、空母戦闘群の編成をとって行動したのだ。ファイティング・ポーズを見せているということである。その相手は
<大統領としての任期の最後にオバマが署名・成立させたのは、国を挙げてガン治療に取り組むという「21世紀治療法」。肉親をガンで亡くしたオバマやバイデン副大統領の思いが込められている>(写真:今月13日に最後の署名式に臨んだオバマ) 今月13日、バラク・オバマ米大統領は「21世紀治療法」という法案に署名した。オバマは多くの議員らに囲まれて法案を成立させる署名式に臨んだが、おそらくこれがオバマにとっての最後の署名式になると見られている。 オバマが任期の終盤に「21世紀治療法」を成立させたことは意味深い。この法律では、今後10年で個人の医療情報を活用する精密医療や脳研究、処方箋薬物の濫用防止、精神病に対する治療などを発展させる目的で63億ドルの予算が割り当てられることになる。だが特に注目されるのは、ガンとの戦いの強化だ。 オバマは今年の年頭の一般教書演説で、ガン対策の「ムーンショット・プログラム」
<学力の国際比較で日本はトップクラスなのに、その潜在能力を労働生産性に転換できていない。今後の課題は、女性を中心とした高い能力を持つ人材を、どのように生産性に結び付けるかだ> 世界各国の15歳の学生の科学的リテラシー、読解力、数学的リテラシーを測定する、3年毎の国際学力調査、OECD「PISA 2015」が公表された。 例によって日本の平均点の順位が注目されているが、それよりも興味をひくのは、それぞれの社会の特性との関連だ。例えば、労働生産性との関連はどうだろうか。普通に考えれば、学力が高い、つまり国民の潜在能力が高い国ほど、労働生産性が高いと考えられるが、現実はどうなのか。 【参考記事】途上国型ワーカホリックから、いまだに脱け出せない日本 労働生産性とは、各国のGDP(国内総生産)を就業者数で割った値で、労働者のパフォーマンスの指標としてよく使われる。総務省統計局『世界の統計 2016』
<11月下旬、埼玉県毛呂山町の埼玉医科大学で講演を行ったダライ・ラマ14世。半世紀前にチベット難民を受け入れて以来、毛呂山町とチベットとの間には知られざる絆が結ばれていた> (写真:ダライ・ラマ法王14世を迎えるなかに在住チベット人たちの姿が) 2016年11月26日、埼玉県毛呂山町にある埼玉医科大学のキャンパスは静かな興奮に包まれていた。東京から電車を乗り継いで約1時間半。埼玉県の小さな町にあるこの大学に、来日中のチベットの精神的指導者ダライ・ラマ法王14世がやってくるのだ。 寒空の下、法王を待つ大学関係者と報道関係者の中に、一握りの民族衣装を着た人たちも混じっている。毛呂山町在住のチベット人コミュニティーの人々だ。実は毛呂山町は半世紀前にインドに亡命したチベット難民を受け入れており、それをきっかけにチベットとの交流が始まっていた。ダライ・ラマ法王が埼玉医科大学を訪れるのもこれで3回目だ
<安倍首相とオバマ大統領の真珠湾追悼は、広島と対になる相互性もあり、外交的に評価できる。ところが、直後に防衛相が靖国神社を参拝したことで、日米が打ち出した「和解」のバランスは崩れてしまった>(写真:真珠湾の日米共同追悼は成功だったと言えるが) 安倍首相とオバマ大統領の真珠湾献花については、「スター・ウォーズ」のヒロイン、レイア姫を演じたキャリー・フィッシャーの急逝というニュースと「扱いを争う」という妙な事態となりました。 そうではあるのですが、例えばCNNでは録画ながら両首脳のアリゾナ・メモリアルでの黙祷シーンはカットせずに放映されています。オバマより安倍首相が深く頭を垂れ、しかもアメリカの常識では極めて長い黙祷をして、大統領に促されて頭を上げるという映像はバッチリ流れていました。 その後のスピーチについても、原文では「その御霊よ、安らかなれ・・・」と祈るように語った部分が、'Rest i
<米軍の核のアップグレードには1兆ドルが必要だが、トランプはどうやってそのコストを捻出する気なのか>(写真:アメリカが保有する大陸間弾道ミサイルの補修作業) ドナルド・トランプ次期米大統領はクリスマス前にアメリカの核戦略の見直しについてツイート。「世界が核に関して理性を取り戻すまでアメリカは核戦力を大幅に強化、拡大すべきだ」と宣言した。 ツイッターの文字制限140文字を使い切り、句読点を入れる余地さえなかったこのツイート。残念ながら絵文字もなかった。おバカな絵文字1つでざっくり内容を伝えられたはずだが。 ツイートの背景には軍高官の入れ知恵がありそうだ。トランプはフロリダ州での休暇中に自身が所有する高級リゾート施設に軍の要人を招いて会談。「今日は実に偉大な空軍と海軍の将官と会った。とても立派な人たちだ」とツイートした。 それまでトランプは国防費の無駄を削る姿勢をアピールしてきた。最新鋭の戦闘
論壇誌「アステイオン」85号(公益財団法人サントリー文化財団・アステイオン編集委員会編、CCCメディアハウス、11月29日発行)から、周東美材・東京大学大学院情報学環特任助教による論考「いつも見ていた『ジャニーズ』――戦後日本のメディアと家族」の一部を、2回に分けて抜粋・転載する。 今回は後編。ジャニー喜多川が育てた最初の4人組グループについて、周東氏は「『未熟』でありながら近代家族から愛される〈ジャニーズ〉は、その後の『ジャニーズ』のイメージの原型を形作り、日本社会にとって馴染み深い景色の起源となった」という。それはテレビの家庭化があってこそだった――。 (※なお、本稿では、最初の4人組グループのジャニーズを指すときには〈ジャニーズ〉と表記) ※前編:ジャニーズと戦後日本のメディア・家族(前編) テレビの家庭化 〈ジャニーズ〉が《若い涙》でデビューした一九六四年といえば、東京オリンピック
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く