コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
iPhoneは、史上最も成功した製品と言えるだろう。販売台数は10億台を超え、アップルを時価総額世界一の企業にした。 しかし、アップルも安泰ではない。10年前にiPhoneが、iPodや他のコンピューターに取って代わったように、新たな製品がiPhoneの座を奪いとる可能性が出てきている。 スマートフォンは、現在のコンピューティング・プラットフォームの主流だ。しかし、マイクロソフト、グーグル、フェイスブックはすでに、コンピューターグラフィックスを現実世界と組み合わせるAR(拡張現実)への積極的な投資を始めている。今やアップルもそうした動きに加わっている。 AR技術は、いずれ軽くて、携帯可能なスマートグラス製品を生み出し、iPhoneも含めて、現在、私たちが使っているすべてのディスプレイに取って代わると考えられているからだ。 アップルも、他のテック企業と見解を同じくしている。つまり、スマートフ
<意外に思えるかもしれないが、シリコンバレーの発展に重要な役割を果たしたにもかかわらずデザインは「見落とされてきた」と、スタンフォード大学dスクールのバリー・M・カッツ教授は言う。デザイナーたちの視点で描かれた、シリコンバレーの知られざる歴史を紐解く> アップルの「iPhone」を例に取るまでもなく、いまではあらゆる電子製品に「デザイン」が深く関わっている。見た目の美しさにかぎらず、使いやすさや小型化もデザインによって実現されている。そのため技術的な革新性だけでなく、時にはそれ以上に、デザインが製品の命運を左右することも少なくない。 そうした現状を考えれば、先進的なアイデアとテクノロジーで世界に衝撃を与え続けるシリコンバレーにおいても、デザインやデザイナーの重要性は十分に認識されている......と思いきや、実はそうでもないという。 シリコンバレーの発展に重要な役割を果たしたにもかかわらず
確定申告の締め切りが迫っている。個人事業主やフリーランスのみなさんは特に去年の収支を振り返るタイミング。変化の多い時代、これはいま自分がどんな仕事をしていて、これからどうやって生きていくべきかを考えなおすタイミングでもある。 『ブラックジャックによろしく』作者の佐藤秀峰さんは、漫画家でありながら、三鷹に事務所を構える有限会社佐藤漫画製作所の代表でもある。現在の収入は「漫画制作」「電子書籍の取次販売」「電子雑誌の発行」の3本柱。漫画家としての近著には回天特別攻撃隊の青年たちを描いた『特攻の島』(芳文社『週刊漫画TIMES』連載)がある。 佐藤さんは『漫画貧乏』(2012年)で、原稿料・印税・制作原価など、いわゆる“紙の出版社”とだけ契約していた漫画家時代の台所事情を明かした。漫画家は漫画の制作スタッフを雇うなど経営能力も必要になる。大企業1社の裁量次第で商品の売れ行きが左右され、経営が不安定
メイドインジャパンの製品は「細部まで手を抜かない職人技が光る上質品」として世界中から珍重されていますが、その一方で、「日本人は真似しかできない。オリジナリティーがない」との声があるのも事実です。今回の無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』では著者の伊勢雅臣さんが、そんな「我が国を見下すような意見」に反論すべく、日本の技術の成り立ちと、先祖から受け継いだ技術をより良いものにするべく生まれた「工夫」について記しています。 日本の技術の底力 幕末にやってきたペリー艦隊は、蒸気船に代表される近代科学技術で日本人を驚かせたが、逆にペリー一行も日本人のもの作りの底力に目を見張った。一行が帰国後にまとめた「ペリー提督日本遠征日記」には、次のような一節がある。 機構製品および一般実用製品において、日本人はたいした手技を示す。彼らが粗末な道具しか使ってなく、機械を使うこと
プリンス、デビッド・ボウイ、マール・ハガード。2016年に入って音楽界の巨人3人が世を去った。ハガードが亡くなったとき、米ナショナル・パブリック・ラジオは「カントリーミュージックの伝説にしてアイコン、79歳で死亡」と評した。伝説とアイコン(偶像)という2つの言葉はしばしば同列に扱われるが、本当にそうだろうか? 違いはないのだろうか? 多くのエンターテイナーが偶像と呼ばれる。その最たる例はブリトニー・スピアーズだ。しかし、最近亡くなったこの3人のミュージシャンは異なる領域に存在するように見える。いずれもアーティストとして天才だっただけではない。私たちの文化、そして私たちの世界が、彼らの存在によって異なったものになったのは事実である。 偶像は私たちが誰であるかを示すことができる。しかし、伝説は私たちが誰になれるかを示す。 幅広い楽器の演奏を独学で身につけた神童プリンスは、自身の音楽で大胆にもエ
「4000人の中からひとりのファンを見つける必要がある」 第1回、第2回でマンガ業界とクラウドファンディングについて紹介してきたが、今回は漫画家のはまむらとしきり氏が現在クラウドファンディングサイト「FUNDIY(ファンディー)」で手がけている新作「スマホゲームの大地」を例に、マンガの制作費について迫っていく。 ――今回はマンガの制作費についてお伺いします はまむらとしきり(以下、はまむら):「漫画家」と聞くと、ふだん何をしているのか謎な人たちに聞こえるかもしれませんが、やっていることは独立した「ベンチャービジネスマン」です。特に今は情報過多な時代ですから、トレンドの移り変わりが激しいです。なので、すべての漫画家は作品を発表するタイミングに合わせて、自分の作品がいちばん輝く方法を探していかなければならないと思います。僕らのような、ロクなヒット作もないくせに20年も漫画を描き続けている作家は
By nicolas Valentin Institute of Diet and Health(IDH)という機関が2015年3月29日に「チョコレートがダイエットに効果的である」という論文を発表したところ、さまざまなインターネットメディアに掲載され、さらにはテレビで放送されるまでのニュースになりました。しかしながら、その論文の著者であるJohannes Bohannon氏が「チョコレートがダイエットに効果的である」という論文は壮大な釣りだったことを明らかにし、なぜ多くの人をだますような論文を発表したのか、そして世界中のメディアを釣り上げた驚きの方法を公開しています。 I Fooled Millions Into Thinking Chocolate Helps Weight Loss. Here's How. http://io9.com/i-fooled-millions-into-
新作『カオスモシス』を3月16日にリリースしたプライマル・スクリームのボビー・ギレスピーはストリーミング・サービスに代表されるデジタル・コンテンツによって音楽は破壊されたと語っている。 ボビーはストリーミングの便利さについて語りながらも、音楽そのものにとっては足しになっていないと次のようにBBCに語っている。 「レコード会社の人が俺用のSpotifyのアカウントを用意してくれたんだよね。俺がプレイリストを作ったお返しだということなんだけど。サヴェージズの新作が1月に出た時にはレコード店に行く機会がなかったから、Spotifyで前半を聴いて、それから数週間後に買いに行ったんだよ。でも、このデジタル環境は音楽を破壊したと思うよ」 また、自分の10代の息子が「ストリーミングも使っているし、YouTubeも観ている」と次のように続けている。 「音楽は大好きなんだけど、なにも自分から買おうとしないん
セックス・ピストルズのマネージャー、マルコム・マクラレンとデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドの息子でファッション起業家として有名なジョセフ・コーレは、イギリス政府がパンク・ロック40周年記念行事を企画していることへの異議表明として、手元にあるパンク・ロック関連の記念品やグッズなど8億円分相当の物品をすべて焼却すると明らかにしている。 イギリスでは今年がパンク・ロック勃発から40周年を迎えるのを記念し、国が率先して「パンク・ロンドン」という年間キャンペーンを催していて、さまざまなライヴ企画、映画上映会、講演や展覧会などが行われている。「パンク・ロンドン」にはイギリス映画協会、イギリス・ファッション評議会、英ユニバーサル・ミュージック、ロンドン博物館、国立図書館などが参加しており、イギリス宝くじ協会はこのキャンペーンに9万9千ポンド(約1590万円)出資していて、さらにロンドン市長も支持
本の街、神田神保町、すずらん通り。 神田神保町は、多くの書店(世界一ともいう)が集まるディープな本の街だ。その多くは古書店で、極めて専門性の高いジャンルに特化した古書店が靖国通り、すずらん通りの南側を中心に軒を連ねている(*)。新刊書店の数はさほど多くないが、三省堂書店、書泉、東京堂書店をはじめとした総合書店と、岩波ブックセンター、ブックハウス神保町、農業書センターなどの個性的な専門書店が、ごく狭いエリアに集中している。 (*)豆知識ですが、本が陽に焼けるのを嫌う古書店は、通常、正面が北向きになるように道路の南側に立地しています。 今回、そんな神保町の本屋さんの中でも、神保町らしい「ザ・本屋」とでもいうべき店、東京堂書店神田神保町店に取材にうかがった。個人的には、神保町に行くとつい寄ってしまう、寄るとつい何冊か手に取ってしまう、お財布的に危険な本屋さんだ。 スタッフの小山貴之さんによると、
映画『スリーパーズ』(Sleepers)の主人公の一人であるマイケルは、ヘルズ・キッチン(地獄の調理場)と呼ばれるスラムで育ったが、少年院の図書室において独学で勉強し、地方検事になった。このようにアメリカの図書館は、あらゆる人が無料で利用できる開かれた教育施設であり、極端な例を挙げればホームレスが億万長者になるような階層の流動化に寄与する役割をもつとされている。(注) (注)たとえば、ジャーナリストの菅谷明子は、著書『未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告―』のなかで、ニューヨーク公共図書館が情報へのアクセスを担保し、個人の力を伸ばし、コミュニティを活性化させている実例を鮮やかに報告しており、同様の議論は図書館情報学者の川﨑良孝もおこなっている。 つまり、「富めるものはますます富み、貧しきものはますます貧しくなる」という、いわゆる「マタイの原則」を打破する存在として図書館は期待されてい
――どうして女装を? 友だちが主催の制服パーティーがあって、その時に目立ちたかったんだ(笑)。14歳の時だね。僕は格闘技をやってたから、ガタイがよくて。そんな男子がドレスを着てるのってヘンでしょ? しかもみんなが制服を着てる中で。 会場は「うわー! あいつ超ヤバい!」って盛り上がった。普段は地味な僕がみんなを楽しませている。最高! こんな興奮した時間、過ごしたことなかった。 それから、イベントに行くときはドレスを着ていくようになったんだ。だから、単にみんなを楽しませたかったのがはじまり。 ――地味な存在? そう。オーストラリアにもスクールカーストがあって、僕は底辺でもないけど、目立つわけじゃない。リーダー格から、からかわれる層だった。正直言って、そいつらがいる前で変な行動はできなかったね。 加えて、格闘技のトレーニングが本当にきつかった。その時、いろんなことを悟ってね。先生の言うことをちゃ
80年代に数多くのアイドルやアーティストを世に送り出した吉田格氏 80年代に数多くのアイドルやアーティストを世に送り出した伝説の音楽プロデューサー・吉田格(ただし)氏。アイドル黄金時代といわれた80年代、個性派揃いで輝いていた当時を振り返って、今思うこととは…。 話を聞くと、当時の音楽業界には、ある面白いジンクスがあったという・・・。 * * * 初めて女性アイドルを担当したのは原田知世さんです。角川春樹さんが「今までアイドルを担当していない人間がいい」ということで、僕に白羽の矢が立ちました。 そして、担当したCBS・ソニー移籍第一弾『天国にいちばん近い島』がオリコンで1位を獲ったということもあって、新人・南野陽子の話が舞い込んできたんです。 どうやって売り出していこうかと考えて、最初にやったのは『少年マガジン』への売り込みです。幸い、編集長も気に入ってくれて、マガジン・ガールとしてグラビ
水木しげるが最期の仕事で綴った、戦争による死への恐怖と平和への思い「戦争に行くのが嫌で嫌で仕方がなかった」 昨年11月30日、多臓器不全のため93歳で亡くなった水木しげる。後世の漫画家たちにあまりにも大きな影響を与えた巨匠でありながら、90歳を超えても旺盛に新作をつくり続けていた彼の突然の死に日本中が悲しみに包まれたのを昨日のことのように覚えている読者も多いことだろう。 そんな水木しげるが生涯の最期に残した仕事が出版され大きな話題を呼んでいる。その本の名は『ゲゲゲのゲーテ 水木しげるが選んだ93の「賢者の言葉」』(双葉社)。『若きウェルテルの悩み』『ファウスト』などでおなじみの、あのゲーテに関する本である。水木しげるはこの本を校了させた翌日に転倒、緊急入院となってしまったのだと言われている。 ゲーテと水木しげる、少し意外な組み合わせだが、本人が〈水木サンの80パーセントはゲーテ的な生き方で
1970年兵庫県生まれ。1992年東京大学教養学部卒業後、NHK入局。ディレクターとして報道番組、音楽番組を制作。 2001年米コロンビア大学経営大学院修了(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、外資系テレビ局などを経て、2012年、作家/コンサルタントとして独立。主な著者に『ハーバードでいちばん人気の国・日本』(PHP新書)、「スタンフォードでいちばん人気の授業」(幻冬舎)、『ハーバードはなぜ日本の「基本」を大事にするのか』(日経プレミアシリーズ)など。BIPROGY(旧・日本ユニシス)株式会社社外取締役。佐藤智恵オフィシャルサイトはこちら ハーバードの知性に学ぶ「日本論」 佐藤智恵 世界に数多くのスーパーエリートを輩出してきたハーバードビジネススクール。その授業では、「日本」が教材となることも少なくないという。この連載では、作家・コンサルタントとして活躍する佐藤智恵さんがハーバー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く