3日正午すぎ、鹿児島県口永良部島の新岳で噴火があり、噴煙が火口から800メートル以上に達しました。 新岳が噴火したのは34年ぶりで、気象台は、噴火警戒レベルをレベル3の「入山規制」に引き上げ、山に立ち入らないよう呼びかけています。 鹿児島地方気象台よりますと、3日午後0時24分ごろ、屋久島町の口永良部島にある新岳で噴火が起き、噴煙の高さが火口から800メートル以上に達しました。 新岳が噴火したのは昭和55年9月以来34年ぶりで、気象台は、口永良部島に「火口周辺警報」を出すとともに、噴火警戒レベルをレベル1の「平常」からレベル3の「入山規制」に引き上げました。 気象台は、火口からおよそ2キロの範囲では噴石が飛び散るおそれがあるとして、山に立ち入らないよう呼びかけています。 口永良部島は東西の長さが10キロ余りの離島で、屋久島町によりますと、現在、77世帯、135人が住んでいます。 これまでの