小売り大手のイオンは6月から、買い物でたまるポイントサービスを拡充する。いまは「マックスバリュ」「イオンモール」「ダイエー」などグループの店で電子マネーで払った際に「WAON(ワオン)ポイント」がつくが、現金で支払うときも対象となる「ワオンポイントカード」を新たに発行する。夏以降は、グループ以外の提携店でも使えるようにする方針だ。 9日発表した。新しいポイントカードは、発行手数料と年会費は無料。グループの一部の店で順次始める。グループ内の様々なポイントサービスは、「ワオンポイント」に統合する。百貨店やコンビニ、地域の商店街などグループ外でもたまるようにすることで、利用者を現在の約3千万人から2018年には約6千万人まで増やしたい考えだ。