セブン&アイ・ホールディングスは30日、会員向けのインターネットサービスなどを利用する際に必要となる共通ID「セブンID」のパスワードを強制的にリセット(無効化)したと発表した。同社の決済サービス「セブンペイ」が不正利用された問題に対する安全強化策の一環で、新しいパスワードを設定しないと、同社のネットサービスを利用できないようにした。対象は全会員約1650万人と異例の規模となる。 セブンIDは、セブンペイのほか、イトーヨーカ堂やそごう・西武といったグループ各社が展開する通販サイトの利用時に必要となる。ログインする際、IDとパスワードの入力が求められる。 会員には順次、メールで無効化が周知され、利用を再開するには、新しいパスワードの設定が必要となる。従来は8文字以上で構成すればよかったが、安全性を高めるため、大文字と小文字、数字などを組み合わせた9文字以上とした。 セブン&アイは、セブンペイ
セブン&アイ・ホールディングス(HD)は30日、同社のネットサービス利用に使う共通ID「7iD」の全パスワードをリセットしたと発表した。セブン-イレブンのスマートフォン決済サービス「7pay(セブンペイ)」の不正利用問題を受けたもので、セキュリティー強化の一環としている。対象件数は1650万件(28日現在)で、登録者はパスワードを再設定する必要がある。 7iDはセブン&アイのネット通販サイト「オムニ7」や、セブンペイ、「イトーヨーカドーアプリ」などの利用に必要。セブン&アイはセブンペイの不正利用被害の発覚後、新規登録とチャージを停止したほか11日には外部IDからのログインも停止した。 今回の不正利用問題でセブン&アイは「リスト型攻撃」と呼ばれるサイバー攻撃を受けた可能性が高い。この攻撃では乗っ取りを狙うサービスに繰り返し入力することで、入手したリストから不正ログインが可能なIDやパスワード
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