2008年02月21日 税金だらけの国 ブラジルから ブラジルは新規油田の開発などが進んだことで、一昨年より原油輸出国の仲間入りを果たした。ところが、サンパウロなど主要各都市のガソリン価格は日本円にして一リットル一四〇円ほど。とても原油輸出国のガソリン価格とは思えない。 ★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ 資源国でもあるブラジルのガソリン価格は不思議だ。隣国のベネズエラやボリビアはガソリンが驚くほど安い。ブラジルの原油の多くがコストの掛かる海底油田だということを差し引いても高い。 ガソリン高の理由は、税金だ。ガソリン価格の半分が税金。そして、政府収入の二割以上がガソリン税によって賄われている。 ブラジルの税収は、その多くが間接税によって賄われており、間接税の高さは世界有数。政府収入を確実にするためにもガソリン価格の引き下げは難しいということになる。 それ