酒類提供罪で初の有罪 飲酒運転になると知りながら提供 熊谷の死傷事故 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
埼玉県熊谷市で今年２月、９人が死傷した事故で、飲酒運転になると知りながら客に酒を提供したとして、道交法違反（酒類提供）の罪に問われた同市小泉、飲食店経営、大久保博明被告（４５）の判決公判が５日、さいたま地裁で開かれた。大谷吉史裁判長は「酒販売で利益を確保しようとした自己中心的かつ身勝手な犯行」として、大久保被告に懲役２年、執行猶予５年（求刑懲役２年）を言い渡した。昨年９月に施行された酒類提供罪の判決は全国初という。 判決などによると、大久保被告は２月１７日午後１時半〜同６時２０分ごろ、自身が経営する飲食店で、来店した玉川清被告（３２）＝危険運転致死傷罪で起訴＝にビールや焼酎のウーロン茶割８杯を提供した。 店を出た玉川被告は同日午後７時２５分ごろ、熊谷市佐谷田の路上で、乗用車を運転して対向車線にはみ出し軽乗用車など２台と衝突。軽乗用車に乗っていた行田市の小沢義政さんと妻の雅江さん＝いずれも当
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