イタリア・ミラノ(Milan)で初めて開催された離婚を希望する夫婦のための展示会「Ex Punto e a capo」の出展ブースを訪れた夫婦(2010年5月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/GIUSEPPE CACACE 【12月27日 AFP】たとえばドイツ人男性とフランス人女性がイタリアで結婚し、ポルトガルに移住し、その後離婚したとする――欧州連合(EU)が20日に採択した国際結婚の新規則では、カップルはどの国で離婚するか選ぶことができるようになる。 新規則では、国籍の異なるカップルが別居して別々の国に暮らしている場合や、出身国とは異なる国に暮らしている場合などに、どの国の法律に従って離婚の手続きを進めるかを決めることができる。離婚当事者の2人の合意で決められない場合は、裁判所がEU共通の手続きにのっとって、どの国の法律を適用するかを決める。 欧州委員会(European Comm