29日午後1時45分ごろ、愛媛県西条市河原津のJR予讃線の下をくぐる市道で、大雨で深さ1メートル程度水がたまった場所に軽トラックが止まっており、トラックのそばに近くに住む無職、菅志磨輝(かんしまき)さん(80)がうつぶせで浮いているのを、警戒中の消防団員が見つけた。病院に搬送されたが死亡が確認された。 県警西条西署などによると、菅さんの死因は水死。現場はアンダーパスと呼ばれる深さ約3メートルの市道。車はエンジンを止め、ギアはニュートラルに入っていた。菅さんは同日午後0時10分ごろ、妻に「田んぼの様子を見に行く」と言って家を出たという。当時、西条市を含む同県東予地方には大雨警報が発令されていた。【中村敦茂】 【関連記事】 <全国の天気予報> <四国地方の天気> <アメダスで見る降水量> <列車事故>特急列車「スーパーおおぞら14号」が脱線、炎上