さきほど有村悠さんのアフィを踏んでからこれを購入した。 ■爛れた闇 (角川ホラー文庫) 飴村 行 ■粘膜人間 (角川ホラー文庫) 飴村 行 この飴村行という作者は1969年生まれということなので結構な年である。東京歯科大学在学中に漫画家を志し中退したが挫折したそうである。たぶん有村悠さんと同じ現実逃避だったのだろう。漫画家として成功して大学を中退するのならわかるが、成功もしてないのに中退するのは現実逃避である。 そしてこの飴村行はその後脚本家を目指し始めた。しかしそれも失敗に終わる。やがて父親が他界。ずいぶん親不孝な息子である。ここから彼はお兄さんと話し合ったそうだが、「四年間だけ小説家を目指す」というモラトリアムを再び始める。そして日本ホラー小説大賞に狙いを定め、三年連続一次落ち。しかし、四年目で見事賞を射止める。 http://www.excite.co.jp/News/reviewb