南極に生息するウェッデルアザラシの生態を研究している米モンタナ州立大学が、アザラシの子どもが今まさに乳離れをしようとしている貴重な瞬間に立ち会った。 アザラシの赤ちゃんがお母さんと一緒にいられるのは生後2~3週間だけ。その後は乳離れして親と別れて生活する。アザラシのお母さんは、心を鬼にして泣く泣く自ら、我が子から離れていくのだ。 今までずっとそばにいてくれたお母さんが突然いなくなってしまった。あとは自分一人で生きていかなければならない。 ウェッデルアザラシの子の体色は銀色か金色で、それが親と同じ灰色となったら乳離れ時期となる。お母さんと一緒にいられるのは、生後約2~3週間というほんの短い期間だけ。 おそるおそる穴の開いた氷をのぞくアザラシの赤ちゃん これから1匹で泳いで狩りをして生きていかなければならない この画像を大きなサイズで見る もっとママといたいよ。一人ぼっちは怖いよ。 撮影スタッ