理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが早稲田大学に提出した博士論文に文章の盗用などの疑いが出ている問題で、早稲田大学は小保方リーダーが所属していた先進理工学研究科で、ほかにも博士論文の不正を疑う指摘が相次いでいることから、この研究科で博士号を取得した280人全員の論文を対象に不正がなかったか調査を始めたことを明らかにしました。 早稲田大学では、小保方研究ユニットリーダーが3年前に提出した博士論文に文章や写真の盗用などの疑いが出ているほか、小保方リーダーが所属していた大学院の先進理工学研究科の複数の博士論文に文章の盗用などの不正を疑う指摘が出されています。 このため、早稲田大学は7年前に先進理工学研究科が設置されて以降、博士号を取得したおよそ280人全員の論文を対象に、盗用やねつ造などの不正がなかったか調査を始めたことを明らかにしました。 早稲田大学は悪質な不正が確認された場合には、