はじめに スポーツの世界においては「勢いがある」、「流れが来ている」等の表現がよくされると思うのですが、これらはオカルトではなく実際に存在するものなのでしょうか?この分野ではバスケのホットハンドの話が有名で、色々な方が研究されているのようなのですが、気になったので自分でも検証してみることにしました。 今回対象とするのは大相撲です。 もし勢いや流れというものが存在するのであれば、連勝中の力士はそうでない場合と比較して勝利する確率が上がり、連敗中の力士は敗北する確率が高くなると考えられます。今回は、過去の取組結果のデータを用いてこの仮説が正しいかどうかの検証を行います。 ちなみに大相撲についてはあまり詳しくないです。 データの取得 ヤフーの大相撲のサイトに、年・場所毎の勝敗表がありましたので、そちらから2014-2018年の5年分の各場所の幕内と十両の勝敗表をスクレイピングで取得しました。 取