2年間で92人。これは、おととしまでの2年間にみずから命を絶った、出産後1年未満の母親の人数です。専門家が「異常事態」と警鐘を鳴らすこの数字。新たな命の誕生の裏で一体、ママに何が起きているのでしょうか。 今月5日、国立成育医療研究センターが深刻なデータを発表しました。 おととしまでの2年間の人口動態統計を活用し、出産後1年未満に死亡した女性について分析したところ、▽自殺が92人で最も多く、次いで▽がんが70人、▽心疾患が24人、▽出血が20人などでした。自殺した時期をみると、出産後すぐの1か月ですでに10人で、その後も続き、9か月で13人など、1年を通して起きていました。
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