指定薬物が検出された「ブッダ」=福岡県提供指定薬物が検出された「セレンディピティ」=福岡県提供 福岡県は9日、インターネット上で「お香」として販売されていた5製品を違法ドラッグと確認したと発表した。いずれも大麻に似せて化学合成した成分を含んでいた。購入したり摂取したりしないよう呼びかけている。 薬務課によると、商品名は「セレンディピティ」「フェローズ」「ブッダ」「ジャジー」「ニュー・アンビエント」。薬事法で医療や研究以外での輸入、販売を禁止している指定薬物を1、2種類含んでいる。いずれも葉タバコ状で、1袋4千円から5千円で販売されていた。 3月22日に購入し、県保健環境研究所で分析して分かった。販売店舗を管轄する東京都に通報し、指導を依頼した。県は2007年度から買い上げ調査を実施しており、今後も監視を続けるという。