2015年天津浜海新区倉庫爆発事故(2015ねん てんしんひんかいしんく そうこばくはつじこ)は、2015年8月12日午後11時半(UTC+8)ごろ、中華人民共和国・天津市浜海新区天津港7号卡子門にある「天津東疆保税港区瑞海国際物流有限公司」の危険物倉庫で発生した大規模な爆発事故である[3][4]。 この事故により、天津港は港湾機能が麻痺する状態に陥った[5]。 事故概要[編集] 経緯と主な被害状況[編集] 事故現場は、天津市浜海新区の港湾地区にある国際物流センター内にある危険物倉庫である。 8月12日午後11時(UTC+8)ごろ、一帯に火災が発生し、11時半ごろに2回の爆発が連続して起こり[6][7][8]、周辺住民も含めて死者165人、行方不明者8人、負傷者798人の惨事となった[2]。 爆発現場から半径2km圏内にある建物の窓ガラスが割れ、現場近くの住民は「昼間のような明るさだった」