曾子 曾子(そうし、拼音: Zēngzǐ、曽子、紀元前505年 - 没年不詳)は、孔子の主要な弟子の一人。諱は参(しん)、字は子輿(しよ)。親孝行の人として知られる[1]。『孝経』『大学』『曾子』の著者とされる[2]。後世の儒教では四聖の一人「宗聖」として崇敬される[1]。 概要[編集] 魯の南武城(現在の山東省平邑県)出身。父は曾皙(英語版)(字は子皙)[3]、子に曾申。 孔子の弟子であり、『論語』にも頻繁に登場する[1]。孝の道(親孝行)に優れており、そのことを孔子に見込まれて『孝経』を著したとされる[2]。ただし孔門十哲には含まれない。 曾子の弟子に子思[4]が、その子思の弟子に孟子がいたとされる。そのことから、曾子は後世の道統論において重要視され、南宋以降の朱子学では四聖の一人「宗聖」として崇敬の対象になった。 弟子に『呉子』の著者である呉起もいたが、母の葬儀を上げなかったとして破
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