» 『シティ・オブ・ゴット』の世界! ブラジルのスラム街「ファベーラ」に入ってしまったらこうなった 特集 みなさんは『シティ・オブ・ゴッド』という映画をご存知だろうか? この映画は、ブラジルのスラム街を舞台に、ストリートチルドレンの日常を描いたもの。その日常とは、殺人、強盗、暴力、麻薬……。「実話をもとに制作された」というのが信じられないような内容となっている。 そんな映画を見て「ブラジルのスラム街の現実に衝撃を受けた」という人は多いはず。実は記者は、ブラジルのスラム街に誤って入ってしまったことがある。今回はその時の体験を紹介したい。 ・犯罪の温床、ファベーラ ブラジルは日本とは比較にならないほど犯罪率の高い国だが、その温床と言われているのが「ファベーラ」と呼ばれるスラム街だ。あまりの恐ろしさ故に、地元の人でも近づかないと言われている場所である。 ちなみに、ブラジルワールドカップ前に、警察