2016年10月6日のブックマーク (2件)

  • 講談社ノンフィクション賞を受賞しました

    今日、タイの時間で3時過ぎ、チェンマイ大学の裏門前(通称「ランモー」)を通過中に驟雨にあい、 移動式の格的なコーヒー屋で雨宿りしていたところ、『謎の独立国家ソマリランド』が講談社ノンフィクションを受賞した という電話がかかってきた。 1989年12月に『幻獣ムベンベを追え』でデビューして以来、24年。 やっとメジャーな賞をとることができた。 鳴かず飛ばずだった時代が当に長かったけれど、それでもずっと応援してくれた人たちがいたから ここまで書き続けることができたのだと思う。 感謝すべき人はたくさんいるが、まずは集英社文庫の担当だった故・堀内倫子さん、20代の頃、取材費や生活費を出してくれた永田敏章さん、そして20年間、ほぼ常にアドバイスを送り続けてくれた浅尾敦則さんにお礼を申し上げたい。 どういう因果か知らないが、かつてワセダの三畳間に一緒に暮らし、アマゾンで待ち合わせをし、 チェンマイ

  • 「性器の傷跡を見ればどのグループの仕業かわかる」デニ・ムクウェゲ医師がコンゴの紛争資源と組織的性暴力について語ったこと - 望月優大のブログ

    「性器の傷跡を見ればどのグループの仕業かわかる」 コンゴのデニ・ムクウェゲ医師の講演を聞いて、この言葉が今も頭に残っています。その背景にどういう意味、そして社会的な構造があるか、自分に理解できた範囲で共有できればと思います。 デニ・ムクウェゲ医師 ムクウェゲ医師はコンゴ民主共和国(DRC ; Democratic Republic of Congo)の医師でノーベル平和賞の命とも言われています。コンゴの現状を伝えるアドボカシーのために世界を回っており、その途上でいま日に来ています。10/4に東京大学で行われた講演会を聞きに行ってきました。 デニ・ムクウェゲ医師講演会:コンゴ東部における性暴力と紛争鉱物 | イベント | 東京大学 ムクウェゲ医師及びムクウェゲ医師の日招聘に尽力された方々によるアドボカシー活動にほんの少しでも貢献できればと思い、このエントリを書いています。 米川正子氏に

    「性器の傷跡を見ればどのグループの仕業かわかる」デニ・ムクウェゲ医師がコンゴの紛争資源と組織的性暴力について語ったこと - 望月優大のブログ