玩具の需要がピークを迎える年末を控え、メーカー各社の商品を一堂に集めた「クリスマスおもちゃ見本市」(主催・東京玩具人形問屋協同組合)が1日、東京・台東区の都立産業貿易センター台東館で始まった。今年は、急速に普及しているスマートフォン(高機能携帯電話)に使われるタッチパネルを使った玩具を投入するメーカーが相次いでいる。 バンダイは、指によるタッチやスライド操作で知育ゲームが楽しめる「タッチで知育!アンパンマンパッド」を10月下旬に発売する。「子供は大人がスマートフォンを操作するのをまねたがる」(同社)と発案、開発した。画面に表示されるアイコンをタッチすると内蔵のスピーカーから言葉の発音や音楽が流れる。画面に指をあてたまま前後左右にスライドしても操作できるほか、画面を横に倒すと横向き用画面に切り替わるなど本格的につくりこんだ。 セガトイズはスマートフォンをイメージした女児向けの「ジュエルポ