科学的法則や理論というのは、私たちが経験した現象に対する、一種の解釈にしかすぎない。 そんなことから始まる。 死後の世界の否定論者というのは、死後に意識があったとしたら、今までの考えが間違っていることを知りネガティブな気持ちになるだろう。 しかし意識がなければそれを知る由もないので証明のしようがない。 肯定論者だとしたら、死後に意識があったとしたら、今まで信じてきた自分に拍手を送るだろうし、意識がなければ知る由もない。 つまり、死後の生命など認めない、と考えるより、死後の生命を認め、その知識を活用しながら生きていく方が現実的であるということ。 死後の生命を否定する人でも、今の生命を尊重して生きられる人ならこのそれで良いという立ち位置なのがこの本。 この先生はどの宗教や団体にも属さず、中立な立場で居たいと思い行動されていて、その中立な立場から見て、死後の世界や生まれ変わりを、信じる人には推奨