平成27年大河ドラマ 『花燃ゆ』 明治維新のまっただ中を生きぬいた女性がいた。 幕末の思想家・吉田松陰の妹・文(ふみ)。 久坂玄瑞の妻となり、激動の長州藩の運命に翻弄されながらも、 新しい時代へと、松陰の志を引き継いでいく…。 〈作〉大島里美 宮村優子 〈主演〉井上真央 【企画意図】 明治維新はこの家族から始まった―。 明治維新で活躍した志士を育てた吉田松陰。その松陰を育てたのが、杉家の家族たちでした。松陰の実家である杉家は、父母、三男三女、叔父叔母、祖母が一緒に暮らす大家族で、多い時には11人が小さな家に同居していたと言います。 そして、杉家のすぐそばにあった松下村塾では、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、品川弥二郎ら多くの若者たちが松陰のもとで学び、日夜議論を戦わせていました。 幕末の動乱が激しさを増すなかで、松陰の家族、門弟たちは様々な困難に直面していきます。しかし、松陰の教えを胸に抱い