野島伸司さんが私を起用したいと仰ったと伺い、とても光栄に思っています。そして脚本を読んだ時、大変な役が来てしまったと思いました。 人は経験から状況に応じて生きていくのだと思うのですが、私にとって芝居も同じです。今迄よりもずっとハードルの高い役かもしれません。このドラマを制作しようと考えたスタッフの方々、共演者の皆さんと共に、これ以上ないと思える素晴らしい作品になるよう大切に演じたいと思います。強気な新人に戻ったつもりで。 自分が本格的にドラマで芝居を始めるきっかけとなった「人間・失格」それ以来、20年の時を経て野島さんと再びご一緒できるご縁を頂き、とても大きな驚きと嬉しい気持ちでいっぱいです。この度演じさせて頂く青年は命や死と向き合うすごく繊細で難しい役です。このドラマがたくさんの人に愛されるように、中山さんを始めとする共演者、スタッフの皆様と共に作り上げていきたいと思います。 野島伸司さ