安城市安城町の市歴史博物館で、JR安城駅の歴史を振り返る「汽笛一聲(いっせい)・安城駅120年」展が開かれている。東海道線の全線開通から間もない1891年(明治24年)に駅が開業し、120年たったのを記念して市が企画した。 会場には、開業当時の駅平面図を写した写真をはじめ、東京―横浜間を走る蒸気機関車や、車両を馬車で引く「馬車鉄道」を描いた絵、昭和初期の駅舎周辺の写真など、約150点を展示している。 地形の勾配などを考慮し、地元が望んだ場所には駅が設置されなかった事情が開業当時の資料からは分かる。 また、童話作家の新美南吉が安城高等女学校の教師だった1939年に、生徒と一緒に富士登山へと出発する際、安城駅で撮影した記念写真もある。 7月10日までで、月曜日は休館。入場料は大人300円、中学生以下は無料。問い合わせは同博物館(0566・77・6655)。
安城市は2日、第3子以降の保育園の保育料と幼稚園の授業料を7月から無料にすると発表した。1〜18歳が10〜12月に受ける季節性インフルエンザの予防接種には補助金を出す。いずれも2月の市長選で神谷学市長が掲げた公約で、予防接種料の補助は県内市町村で初という。市議会6月定例会に提案する。 無料化の対象になるのは、保育園500人で、今年度(7月〜来年3月)の対象保育料は6750万円、幼稚園240人で、対象授業料は9190万円。 予防接種は1回当たり1000円を、1〜12歳は2回分、13〜18歳は1回分補助する。10月初めに対象者全員に補助券を送る。平均接種率55%と見込み、補正予算案に3300万円を盛り込む。【安間教雄】 6月3日朝刊 【関連記事】 分散学習:高浜の中学生、毎日新聞社社長に質問 /愛知 岡崎市:勤務中職員喫煙 「実態調査せず」−−市議会 /愛知 東日本大震災:被災地
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