東日本大震災で図書館に被害が相次いだことを教訓に、静岡と関東甲信越にある公立の図書館が、大規模な災害時に相互に協力して貴重な資料を一時保管したり、施設の復旧を支援したりする全国で初めての申し合わせを行いました。 文部科学省のまとめによりますと、岩手県や宮城県など東日本大震災の被災地では、地震や津波による公立の図書館の被害が251件に上りました。 これを教訓に、静岡市にある静岡県立中央図書館と関東甲信越の1都10県の都立と県立の図書館では、大規模な災害に備え、互いに支援し合う申し合わせを行いました。 申し合わせでは、被災を免れた図書館が、被災した図書館から貴重な資料を一時的に預かって保管したり、施設の復旧作業を支援したりすることになっています。 静岡県立中央図書館には、江戸幕府が所蔵していたおよそ3600冊の「葵文庫」などが所蔵されています。 静岡県立中央図書館の谷野純夫館長は「東海地震のお
お知らせ [2021.3.24更新] ・【2021.2.27-28】東日本大震災10年被災地図書館震災アーカイブ企画展 「10万冊が語りかける 東日本大震災~「震災記録を図書館に」キャンペーン~」を開催しました。 [2016.3.23] ・「震災の記録を活用するためのパンフレット」を公開しました。 [2012.3.2] ホームページを開設しました。 関連イベント情報等はこちらをご覧ください→saveMLAKホームページ キャンペーン概要 このたびの東日本大震災で被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。 震災では甚大な被害が生じ、復旧への道のりは未だ道半ばですが、被災地での生活、救援活動、復興へ向けた取り組みなどの中から、 数々の震災の記録が生まれてきています。 このキャンペーンに参加する図書館では、このような震災の記録を広く収集し、今後永く保存することにより、震災で得た教訓を後世に
太陽光発電、普及へ共同宣言 静岡・掛川など5市2011年8月12日0時39分 印刷 ソーシャルブックマーク 「環境首都」を目指すNGO主催の自治体コンテストで上位だった静岡県掛川市など中部地域の5市長による「第2回中部環境先進5市サミット」が11日、同市内であった。サミットでは「再生可能エネルギーの拡大のため、家庭や公共施設への太陽光発電施設の普及と推進に積極的に取り組む」とした共同宣言を発表した。 掛川市と愛知県安城市、新城市、長野県飯田市、岐阜県多治見市の市長が参加。連携して環境施策や自然エネルギー政策を進めるのが狙い。掛川市の松井三郎市長は「浜岡原発に近い市南部の一部企業では生産拠点の分散や移転を検討している。原発事故を起こさない対策は必要だが、原発に代わるエネルギーの普及も進めなければならない」と述べ、市内の全小中学校に太陽光発電施設を設置した取り組みを紹介した。 さらに、東南海、
愛知県・西三河地方のケーブルテレビ「キャッチネットワーク」(本社・刈谷市)は19日、番組中のテロップで、誤って東海地震情報を流した。 同テレビによると、19日午後0時15分ごろの地域番組の放送中、テロップで「気象庁が東海地震情報を発表しました。想定されている東海地震との関連を調べています」という内容を15秒ほど流した。放送エリアの安城、西尾、碧南、知立、高浜の5市に台風6号に伴う大雨洪水警報が発令されたため、そのテロップを流そうとして担当者が操作を誤ったという。 誤ったテロップを流したチャンネルの視聴世帯は約7万で、午後3時45分ごろに訂正とおわびを伝えるテロップを流し、午後6時からのニュース番組でもおわびをした。【安間教雄】
さいたま市の埼玉県立浦和図書館で、これまで一部の愛好家にしか関心を持たれてこなかった明治初期の古地図を閲覧する利用者が急増し、関係者を驚かせている。 同県久喜市南栗橋地区で起きた液状化現象がきっかけで、「自分の住む土地が昔、何に使われていたのか調べたい」という問い合わせも相次いでいるという。 同図書館には、約2100冊の古い住宅地図や、地形図500枚以上が収蔵され、中には、明治13〜19年(1880〜1886年)の関東地方を扱った「迅速測図」の復刻版がある。日本軍がフランス式の測量方法を使って初めて作製した2万分の1の正確な地図で、沼や川、水田、住宅など土地の用途が水彩で色分けされ、風景の挿絵も描かれている。 明治16年の迅速測図を見ると、液状化現象の起きた久喜市南栗橋地区周辺は、水田を示す黄色に塗られた部分が多い。一部に「葦(あし)」の文字が記入され、水色に塗られた地域もある。その後の住
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