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2015年4月2日のブックマーク (3件)

  • 装丁の仕事 - 漏電銀座裏通り

    竹岡一郎句集「ふるさとのはつこひ」近日発売で見が届きました。 透明なカバーを外して開くとこんな感じ。 中にも絵があります。 依頼が来た時、このタイトルに自分の絵でいいのか?と思いましたが、内容は割と近い世界もあるような奇妙な句集でありました。 一部を紹介。 あめふらし愛づるに突如融解す 赤蟻の煮え熔くるごと群がりぬ 鱈割けば朝焼色の卵湧く 少年は兎飼ってもすぐ死なせ 抱きをればだんだんもがき出すむじな 祭あと市電がへんなもの撥ねる 乳に蛸載せて行き交う女たち ふらんす堂  定価2500円+税 今日は呑んでしまいました....。また振り出しです。 。

    装丁の仕事 - 漏電銀座裏通り
    ankoro
    ankoro 2015/04/02
    竹岡一郎句集『ふるさとのはつこひ』
  • 竹岡一郎句集『ふるさとのはつこひ』(ふらんす堂)の衝撃

    関悦史 @Seki_Etsushi 竹岡一郎さんからなんかものすごい句集が届いた。『ふるさとのはつこひ』(ふらんす堂)。装丁もあれだが中身がまた、まだ30ページくらいしか読んでいないが、最近になって攝津幸彦に衝撃を受けたとかで、前作『蜂の巣マシンガン』とは句境の桁が違う。曰く「俳句とは詩の特攻である」。 2015-03-23 16:42:24 関悦史 @Seki_Etsushi 竹岡一郎句集『ふるさとのはつこひ』(ふらんす堂)読了。内在的に生きられたSFアニメ的地獄巡りとでもいうべき情話と破滅のヴィジョン、糞真面目な人が糞真面目なまま金原さんなみの虚構表現に突っ走った凄みが「鷹」仕込みの定型感覚を梃子に展開される。前半が良い。佳句は多すぎて引けん。 2015-03-23 17:18:19

    竹岡一郎句集『ふるさとのはつこひ』(ふらんす堂)の衝撃
    ankoro
    ankoro 2015/04/02
    装画は漫画家の逆柱いみり氏の描き下ろし。「俳句とは詩の特攻である」
  • はてな題詠「短歌の目」 4月 - 何かのヒント

    今月も 詠んでみました 宜しくね 自作の解説 後から書くよ 1.入 入り口よりお化け屋敷を駆け抜けよ消化器官を抜けて出口へ 2.粉 粉々に散るほどの労苦ついに来ず 四月の蜂が群がり輝く 3.新学期 菜園は種まく毎に新学期 卒業生らを茹でてべたし 4.フール 春昼に郵便二輪車唸りつつ「フール・オン・ザ・ヒル」を初めて聴いた 5.摘 あれこれと臓器を摘出してますがこれこの通りピンピンしてます 6.異 重層化する投網の如き縁(えにし)あり 異な光源を包まんとして 7.花祭り 花祭り音頭で踊ろうヤットコナ 偶然ブッダと同じ日生まれ 8.あらたまの あらたまの年の初めに読む歌論 釈迢空の手ほどき優し 9.届け 七夕に下吊るし願いよ届け サンタクロースに聞く義務はなし 10.ひとつ ひとつの命ふた瘤の駱駝に乗せて三家系の王族来たれり ↓自作の解説と反省文は↓こちら。 hint.hateblo.jp

    はてな題詠「短歌の目」 4月 - 何かのヒント
    ankoro
    ankoro 2015/04/02