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2017年8月6日のブックマーク (2件)

  • ドイツ映画「ありがとう、トニ・エルドマン」が描くグローバルビジネスというサブカルチャー。そして、ラストダンスは私に - 未翻訳ブックレビュー

    【予告編】映画『ありがとう、トニ・エルドマン』 2017年のアカデミー外国語映画賞にもノミネートされたドイツ映画「ありがとう、トニ・エルドマン」がめちゃくちゃ良かった。 簡単にあらすじを説明すると、グローバル企業でキャリアを重ね故郷のドイツを離れてルーマニアで働く娘のイネスの職場に、イタズラ好きな性格の父が予告もなく尋ねてくる。一度は追い返されるが、謎のカツラと入れ歯で変装した父は「トニ・エルドマン」と名乗ってイネスが行くところに神出鬼没で現れる・・ 作の中心にはユーモアと親子の愛があって、映画館で何度も声を出して笑ったし、泣きもした。親父ギャグのウザさも、子を想う父の愛も万国共通だ。ただ、この記事ではユーモアにも親子愛にも触れない。この映画には単なる父と娘の人情ストーリーに留まらない多層的な広がりがあって、そっちを語りたい。 具体的には、この映画のグローバル・ビジネスの描き方のリアルさ

    ドイツ映画「ありがとう、トニ・エルドマン」が描くグローバルビジネスというサブカルチャー。そして、ラストダンスは私に - 未翻訳ブックレビュー
  • 未来が見える未訳本カタログ2017 - 未翻訳ブックレビュー

    約1年振りに、今後ブログで取り上げるかもしれない未訳をまとめて紹介する。 まず前置きから。 何年も前からこういうリストを恒例で作っていたyomoyomoさんが今年からブログを更新停止してしまったけれど、このシリーズは今年も書いてくれていた。 この記事の元祖というか家というかパイセンであり、管理人にとっても大変貴重な情報源なので上の記事もぜひ併せてどうぞ。どちらもかなり詰め込んでいるけど選書はかぶらない。って多い。ワーキング・マザーに向けて書かれた"A Uterus Is a Feature, Not a Bug"(子宮は機能であってバグじゃない)とかすごいタイトルだなあ。 さて、去年も書いたけれど、これは「世の中の面白いが全て日語に翻訳されるわけではない」という当たり前の事実を知るためのカタログである。 世界人口の約1.7%の人間しか使っていない*1日語という言語で世界中の面白

    未来が見える未訳本カタログ2017 - 未翻訳ブックレビュー