ベストセラー書籍『お金2.0』の著者であり、様々なプロジェクトを世界規模で手がける株式会社メタップスの代表であるが佐藤航陽が個人で2018年5月発表した「EXA(エクサ)」というプロジェクトが大きな話題を呼んでいる。発表後にコニュニティメンバーを募集したところ数千人の応募が殺到。このプロジェクトは衛星データとブロックチェーンを活用して仮想空間にもう一つの「地球」を作るプロジェクトだ。それも現実の地球と逆相関する経済をもった地球。彼は『お金2.0』はこのEXAのマニュフェストを含んだ、いわばホワイトペーパーのようなものだったと語る。なぜ彼は今「地球」つくろうと考えたのか。多くの謎に包まれた「EXA」プロジェクトの真相に迫る。 −EXAではなぜ「地球」をテーマに選んだのでしょうか? もともと私は宇宙の産業に興味があったので、衛星データを使って何かしたいと考えていました。実際、宇宙事業もやってみ