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2018年10月20日のブックマーク (4件)

  • なぜ羽生善治のことばに、私たちは癒されるのだろうか(高川 武将) | 現代新書 | 講談社(1/2)

    「敗北感」が渦巻いて 苦しいけど、楽しい。辛いけど、面白い。そんな勝負の連続だった──。 将棋の永世七冠達成という前人未踏、空前絶後の大偉業を成し遂げた羽生善治を、足掛け9年にわたって取材し続けたインタビュー・ノンフィクション『超越の棋士 羽生善治との対話』を上梓した今、私は率直にそう思う。 最初のインタビューで感じた違和感を今でもよく覚えている。 羽生は真摯に話してくれていた。内容自体も悪くはなかった。それは同席していた編集者が「面白かったですね。やりとりがシンクロしてましたね!」と興奮していたことにも表れていた。 だが、それでも、私の内心には、肝心なことが一つも聞けていないような「敗北感」が渦巻いていたのだ。長年、トップアスリートを取材し記事にすることを生業としてきたが、それまでに感じたことのない独特の感覚……。 この違和感はいったい何だろう? 私は煩悶した。 大きな要因は、羽生の感情

    なぜ羽生善治のことばに、私たちは癒されるのだろうか(高川 武将) | 現代新書 | 講談社(1/2)
    ankoro
    ankoro 2018/10/20
    「ただ、そうした考えは一見、仏教的でもあり、勝負を超越してしまったような感があるが、実は逆で、すべては勝つための逆説でもあるのだ。羽生は常に命がけで闘っている。だからこそ、その言葉に癒される。」
  • 谷岡ヤスジ - 様々な写真

    オラオラオラ ヤスジの漫画傑作集だもんね 作者: 谷岡ヤスジ 出版社/メーカー: 実業之日社 発売日: 1970/11/10 メディア: コミック この商品を含むブログを見る

    谷岡ヤスジ - 様々な写真
    ankoro
    ankoro 2018/10/20
    #谷岡ヤスジ
  • ベテラン看護師に問われても、わからない命のこと。

    植物状態の人と、今日も会う。 仕事で。 ナースでぇーす☆命救ってまぁーす☆ って昨日の合コンで言って、「実演!」なんつって脈を測るふりして手を握ったりして、 すごい楽しかったその翌日に、真顔でここにいて、気で脈を測っている。 その脈はとても規則正しく、きれいに打っているけど、 目の前の人は、目も開けない。いや、たまに半目。なんの意識もない。 何も喋んない。何もべない。自分で息すらできてない。 人工呼吸器の一定の吸気排気のリズムと、心電図モニターの音と、たくさんの点滴がぐるぐると彼を囲んでいる。 その人は、私の彼氏でもなければ、親御でもない。ただの一期一会。私はこの人を知らない。 ある日、玄関で倒れた。脳出血だったみたい。 1人暮らしで、家族はいなかった。地方から1人出てきて、兄弟からも絶縁されていた。 色々な機関をあたって、やっと連絡先を見つけて連絡を取った家族は 「いやぁ~あの~」を

    ベテラン看護師に問われても、わからない命のこと。
    ankoro
    ankoro 2018/10/20
    脳死という問題があり。延命という問題がある。臓器という問題もそこをウロウロしている。命のリレーと言われたり、死待ちの医療と言われたり、枯れ木に水と言われたり。
  • 「文藝評論家」小川榮太郎氏の全著作を読んでおれは泣いた | 「文藝評論家」小川榮太郎氏の全著作を読んでおれは泣いた | 高橋源一郎 | Webでも考える人 | 新潮社

    9月21日・金曜日の夜、「新潮」編集部から電話がかかってきた。おかしいな、と思った。今月は締め切りがないはずなんだが。イヤな予感がした。おれは、少しの間ためらった後、電話に出た。案の定だ。「新潮45」問題について書いてくれ、というのである。確かに、おれは、その問題についてツイッター上で少しだけ発言をした。それだけだ。面倒くさいし、何のためにもならない。一晩考えさせてくれ、といっておれは電話を切った。でも、おれは引き受けることになるだろう、と思った。「面倒くさくて何のためにもならないことは引き受けろ」は、高橋家の家訓なのである。 書くことを引き受けてすぐ、「新潮45」の休刊が決まった。この問題については、考えなければならないことが多すぎる。休刊の是非、雑誌や出版社、あるいは著者のあるべき姿、休刊の直接的な原因となったであろう小川榮太郎氏の論文の問題点、当該特集号の各投稿それぞれが抱えている異

    ankoro
    ankoro 2018/10/20
    「書かれた言葉には(どんなにひどくても)、その個人の顔が刻印されている。全部読んだら、もう知り合いだ。憎む理由がなくなってしまうのである。」