今年最初に観た映画が「女神の見えざる手」である。SWでなくて本当によかった。年末に起きた悪夢は、新年と共にすっぱり水に流しておきたい。 政権の決断に影響を与え、世論も左右するプロの集団がいる。その名は「ロビイスト」。 いったい彼らは、どんな戦略を巡らせて、その見えざる手で権力をも操作し、人々の心を動かしていくのか? ロビイストの知られざる実態に迫る問題作! “仕事人"としての矜持と人間くささの両面を、『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー賞(R)主演女優賞にノミネートされたジェシカ・チャステインが体現。本作品でゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされた怪演で、観る者の目をクギづけにする。 【ストーリー】 大手ロビー会社で辣腕をふるうエリザベス(J.チャステイン)は、銃擁護派団体から仕事を依頼される。女性の銃保持を認めるロビー活動で、新たな銃規制法案を廃案に持ち込んでくれというのだ。信