フィリピン・マニラ(Manila)近郊で畑に農薬を散布する農民(2008年4月28日撮影)。(c)AFP/RAYMOND PANALIGAN 【12月5日 AFP】農薬に長期間さらされると、アルツハイマー病などの認知症リスクが増大する恐れがあるとする研究結果が、2日の英医学誌「Occupational and Environmental Medicine(職業・環境医学)」に掲載された。 フランス公衆衛生・疫学・開発研究所(French Institute for Public Health, Epidemiology and Development)の研究チームは、ボルドー(Bordeaux)のブドウ園で働く614人を対象に、1997~98年とその4~5年後の2回、認知力に関する9種類の試験を受けてもらった。記憶力や言語能力、反応時間などを見る内容となっている。また、仕事についてのアンケ