送料名目で入力誘う ゲーム機やiPhone(アイフォーン)が抽選で当たるというツイッターの投稿にだまされ、クレジットカード情報を盗み取られる詐欺被害が相次いでいる。被害を訴えた人に対しては、氏名や自宅住所などの個人情報をツイッター上にさらして脅迫する悪質な手口だ。警視庁などが被害実態の把握を進めているが、専門家は「安易に応募する前にいったん立ち止まることが必要」と警鐘を鳴らしている。 住所など拡散 脅迫被害も 関係者によると、被害が目立ち始めたのは、昨年秋頃から。「ドロップ」や「AIRDROP」とのアカウントで、ゲーム機の「プレイステーション4」や「iPhone」などが抽選で当たると称した「懸賞&プレゼントキャンペーン」に応募した人たちが被害に遭った。 応募すると、まず「当選した」という通知がツイッターのダイレクトメッセージ(DM)で届く。「賞品の送料は自己負担」とサイトに誘導し、送料支払