作品名: 陰脳録 作家名: 筒井康隆 ジャンル: 短編小説集 笑:☆☆☆☆☆☆☆★★★ 楽:☆☆☆☆☆☆★★★★ ス:☆☆☆☆☆★★★★★ 危:☆☆☆☆☆☆☆★★★ 筒井康隆その他の小説 【書評・あらすじ】 「リビドー短編集」とサブタイトルのついた一冊。そのサブタイトルどおり、エロがテーマの短編が14話収録されている。 女を抱くときに男の心の中で生じるドタバタ劇を描く「欠陥バスの突撃」、オナニーでイク瞬間にテレポートをする能力、その名も”オナポート”の発見とそれが招く混乱を描いた「郵性省」、キンタマが風呂の排水溝にモッテかれてしまった男の悲喜劇を描く「陰脳録」などなど。 特に「モダン・シュニッツラー」がバカでよかった。宇宙飛行士とダッチ・ロボット、生物学者とコンピューター、コンピューターとプログラマーなど、とんでもない組み合わせのセックスが描かれていて斬新。 まったくとんでもないオナニー小