ベトナムにとってソ連は激動の現代史を通じて常に最大の後ろ盾だった。そのソ連の崩壊に伴って強固な絆(きずな)は断たれ、後身のロシアの存在感は見る影もない。しかし最近、そのロシアに復活の兆しが見え始めた。背景にあるのは伸びる中国の影である。 今年はベトナムの国父、ホー・チ・ミンが死去して40周年になる。それを記念して5月末にモスクワである式典が開かれた。ホー・チ・ミンの遺体保存に協力したソ連(当時)の科学者らにベトナム大使館が勲章を授与したのだ。 ホー・チ・ミンは遺書の中で死後は火葬するよう求めたが、共産党指導部はソ連の技術を使って遺体を永久保存する道を選んだ。ロシアの専門家による助言は現在まで続き、遺体は今もハノイの廟に眠っている。 ベトナムで報じられるロシアといえば、最近はこうした過去の蜜月時代の残映ばかりだ。現在も続く重要な協力事業といえば、ベトナムで原油生産を最初に手がけ、今も主役であ
2020年(第1四半期)の東南アジア海域における海賊等事案(注)の発生件数は13件(前年比+9件)でした。13件のうち,乗り込み事案が13件(前年比+10件),銃撃事案,ハイジャック事案及び未遂事案は発生しませんでした。 発生地は,インドネシア5件(前年同期比+3件),シンガポール海峡5件(前年同期比+5件),フィリピン2件(前年同期比+1),マレーシア1件(前年同期比+1)でした。 スールー海・セレベス海及びマレーシア・サバ州東部海域においては,船員の誘拐事案が発生しています。 (注)「海賊等事案」には公海上で発生したもの(海賊)及び領水内で発生したもの(武装強盗)の双方を含めています。 (1)アジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP) 2001年,小泉総理大臣(当時)は,アジアの海賊問題に有効に対処するため,地域協力促進のための法的枠組みを作成することを提唱しました。これを受け,日本主
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