図 1: 基本的な NPN エミッタ接地回路(バイアス等の詳細は省いている) エミッタ接地回路(エミッタせっちかいろ)またはエミッタ共通回路(エミッタきょうつうかいろ、英: Common emitter)は、1段のバイポーラトランジスタを使った基本的な3種類の増幅回路構成の1つ。電圧増幅に使われることが多い。この回路ではトランジスタのベース端子が入力となり、コレクタが出力となる。エミッタは入出力共通で使われるため、このような名称になっている。 なお、同様の構成を電界効果トランジスタ (FET) で構築したものをソース接地回路と呼ぶ。 エミッタ抵抗[編集] 図 2: エミッタ抵抗を追加することで利得は低下するが、線形性と安定性が向上する。 エミッタ接地増幅回路は一般に利得が大きいが、温度とバイアスに大きく左右されるため、実際の利得は予測できないことがある。そのような高利得回路では安定性が問題
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