医学部「地域枠」設置で僻地医療派遣医師増員計画は平成の「医専」か 「うちの医学部の地域枠は看護より成績が悪い」医師国家試験に合格できる人員が確保できるのか? 少子化ということは 若者は今まで以上に生活の質を重視する ということだ。つまり 才能を高く買ってくれるところには行くが、同じ努力をしてるのに、安く買いたたかれるのはイヤという若者が多い というのが厳然たる事実としてある。親だって 自分の子どもが過労死する環境には送り出したくない 筈だ。 ところが、政府・与党は 1970年代あたりの「人材はいくらでも代わりがいる」モデル で頭が止まっているのではないか。 医学部に僻地医療に従事する人材養成の「地域枠」をもうける というのだが、 奴隷自慢にしかならない僻地医療勤務に、学費タダで医者になれるなら行く という奇特な 成績優秀な高校生 が果たしてどのくらいいるのやら。 読売より。 医学部に地域勤
奈良県南部の産科を崩壊させた毎日新聞が報じると マッチポンプですか と言われちゃうんだけどね。あれだけ医師を叩いてて、その功績で二つ賞を取ったら、今度は 医師の労働改善キャンペーン ですか。その前にしなくちゃいけないことがあるんじゃないのか、毎日新聞。 勤務医:7割が週48時間以上労働 病院会調査で明らかに 全国で働く勤務医の7割以上は、夜勤当直を除く1週間の勤務時間が、法定の40時間を大幅に超えて48時間以上に達していることが10日、社団法人日本病院会の調査で明らかになった。医療過誤の原因として「過労」と答えた医師も7割に上っている。過労によるうつ病で自殺した小児科医(当時44歳)について先月、東京地裁で労災適用を認める判決が出たが、医療現場で広く同様の過酷な勤務実態があることを裏付ける内容。厚生労働省は医師不足への本格的な対策を迫られている。 調査は昨年7月、全国2535病院を対象に行
昨年、マスコミは 福島県立大野病院事件 横浜堀病院「無資格助産」事件(全国に波及) 奈良県大淀病院産婦死亡事例 をセンセーショナルに取り上げ、あたかも 産科医が悪玉 であるかのように叩き続けた。 亡くなられた方については、心からご冥福をお祈りする。しかし、報道については、なんともやりきれない。 このうち 福島県立大野病院事件 については、現在公判が進行中だ。ネットに上がっている傍聴記を読む限り 検察側が、不十分な医学的知識で、K医師を誤認逮捕し起訴した ように感じる。三回目の公判が開かれたところだが、 医療従事者と検察・警察との落差 がいよいよ大きくなっている。 また、 マスコミ人の「活躍」によって、これからお産を控えている一般市民が、お産の場を奪われている のも目につく。 横浜堀病院「無資格助産」事件 では、死亡した妊婦さんの「団体職員」の夫が 共同通信記者 であることが判明している。以
この 医師募集のアナウンス が意味するものは何か。普通は 辞める医師がたくさんいるからだ と思うわけだが。 神奈川県で二つの公立病院が 大量の内科医募集 をしている。 まずは 平塚市立の平塚市民病院 の告知。 医師 募集要項 1 職 種 および 募集人員 呼吸器内科 2名 一般内科・総合内科 3名 神経内科 1名 小児科 2〜3名 麻酔科 1〜2名 救急専門医 2名 リハビリテーション専門医 1名 2 勤務場所 平塚市民病院 (略) 呼吸器と一般内科合わせて5人の募集。 加えて、小児科・麻酔科・救急と 足りないと困る診療科の医師不足 が見て取れる。てか、麻酔科の医師不足は全国的に慢性的な話なんだけど、いま3人いる常勤医師では手が回らないのかな。麻酔科の一昨年の実績は 常勤3人で2300件の麻酔管理をした って話で、これはかなり多いと思うんだけど。これでもし誰か抜けるようなことに
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