【シンガポール=一言剛之】AFP通信などによると、オーストラリア在住の12歳の少年が親のクレジットカードを持って家出し、一人でインドネシアのリゾート地・バリ島に渡航して4日間を過ごす騒動があった。 空港や機内でも止められなかったといい、オーストラリア警察が再発防止の検討に乗り出す事態となった。 同通信によると、シドニーに住む少年は3月、母親と口論した後、家を飛び出し、豪西海岸のパース経由でバリ島へ向かった。保護者の承諾書がなくても搭乗できる格安航空を見つけ、利用したという。 バリ島では「姉が後から到着する」と説明してホテルのチェックインを済ませた。少年の滞在先は、自分でインターネットに公開した動画の位置情報から明らかになり、通報を受けたインドネシア警察が保護した。少年が使った「旅行費」は約8000豪ドル(約66万円)に達していた。
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