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ブックマーク / sk-44.hatenadiary.org (26)

  • 「特定ポルノ」という発想 - 地を這う難破船

    ⇒表象は読み解かれなければならない - 地を這う難破船 スターリンと左翼と何か関係がありますか。今は21世紀ですが。佐藤亜紀が言う通り、スターリンにウヨもサヨも関係がない。左翼批判の含意はありませんよ。文脈もない。私が問題にしているのは、社会綱領の主張と社会意識の反映としての表象に対する綱領の主張を一緒くたにする考え方で、私は前者には同意しますが後者には同意しません。スターリンと指しているのは「一緒くたにする考え方」のことで、それは右翼も左翼も関係がない。 NaokiTakahashiさんが「道徳の問題」と言っているのは「一緒くたにするな」ということだと私は理解しています。「構造的差別の撤廃」という社会綱領の主張に対して、私もNaokiTakahashiさんもtikani_nemuru_Mさんも同意するもの、と私は考えています。自由な社会において綱領と法が不即不離ではないということについて

    「特定ポルノ」という発想 - 地を這う難破船
    antonian
    antonian 2009/06/02
    表現する事と解釈する事、表現の自由と倫理の問題、社会におけるそれらの関係、レイプレイ問題の続き
  • 表象は読み解かれなければならない - 地を這う難破船

    ⇒言論・表現への法規制に抗するために - 地下生活者の手遊び 仰りたいことはわかりました。趣旨には同意です。「まとめ」の部分にはほぼ異論はありません。率直に言って、NaokiTakahashiさんのブログのコメント欄での応酬を拝見した限りは、もっと突っ込んだ議論を展開されるのかと思っていました。 「女を痴漢して強姦して孕ませて堕ろさせるゲーム」の表での流通が「人権侵害と認めるところからはじめ」るというのは、相当に強い議論です。DV等を見るまでもなく、児童虐待を見るまでもなく、そして人身売買を見るまでもなく、私的セクターにおいて、あるいは商行為の名のもとに、侵害されている人権の回復には強制力の執行を伴います。その強制力を市民は国家に付託しています。むろん数多の非営利団体が活動していますが、彼らは強制力もまた強制的な執行の権限も持ち合わせません。そうした社会を、私たちは選択しているし、私は「自

    表象は読み解かれなければならない - 地を這う難破船
    antonian
    antonian 2009/05/30
    例のレイプモノ絡みで猫さんへの応答。差別問題と「表現」されるものについて。落とし所がこの論にあるかも。
  • ある人の死をめぐって - 地を這う難破船

    ⇒死者に敬意を払えない酷使様 - 解決不能 ⇒なんだかやたらとid:inumash氏が突っかかるので - 解決不能 ⇒正直、disりたいだけの人は相手にしたくない - 解決不能 ⇒inumashさんをぐじぐじ非難する・その3 - 徒労の雑記 忌野清志郎は私は微妙だった。男のくせに化粧してるカマ野郎は苦手で。ジュリーやショーケンのような美丈夫ならともかく、ちんちくりんの猿のような顔にチーク引かれても。 つまり、それが忌野清志郎という人だった。私のような者に真っ先に不快感を与えるべく、彼は――四半世紀前のことだが――『い・け・な・いルージュマジック』をTVで歌い狂った。そして、彼は同時にその不快感を「愛し合ってるかい」において包摂しようとした人だった。 私の好きな――ということは代表作ばかりだが――彼の歌はいつも、オレとオマエがただ愛し合うことの困難について、コミュニケーションの問題として、歌

    ある人の死をめぐって - 地を這う難破船
    antonian
    antonian 2009/05/05
    清志郎への追悼罵倒から生じた一連のはてな村騒動並びに「清志郎」その人についての良文。要読。はてな村の「烏合の衆」はロケンロールに熱い。いとめでたし。
  • とある議論の禁書目録<インデックス> - 地を這う難破船

    ⇒途上国が貧しいのは先進国が搾取しているからではないし、貧乏人が貧しいのも金持ちが搾取しているわけではない : 金融日記 ⇒はてなブックマーク - 途上国が貧しいのは先進国が搾取しているからではないし、貧乏人が貧しいのも金持ちが搾取しているわけではない : 金融日記 ⇒はてなブックマーク - これはけっこう難しい問題なんじゃないかな - finalventの日記 「こういうとき何をどこからどう突っ込んだらいいかわからないの」と発端の記事を一読して思ったが、論証はともかくとして趣旨は了解できる。私の理解では、グローバルな市場経済と国家による再配分はワンセット、と藤沢数希氏は言っている。そして、国家の機能と経済活動はレイヤーが違う、とも。共に人々の幸福のため車の両輪として欠くべからざるものであり、しかし国家による再配分の機能不全をグローバル経済に徒に帰責するべきでない、と。 「貧しい国々は世界

    とある議論の禁書目録<インデックス> - 地を這う難破船
    antonian
    antonian 2009/04/29
    例の貧困話の詳しい解説
  • 家はあれども帰るを得ず - 地を這う難破船

    ⇒徴なき民族のために - モジモジ君のブログ。みたいな。 毎度、丁寧な応答エントリをありがとうございます。 そして、やはり、mojimojiさんは神様のようなことを言っている、という感想は変わりません。呪われた生などない、というmojimojiさんの言葉は、原理的地平の確認、ということでしかありません。呪われた生などない、という原理的地平は、確認するまでもなくこのようなことに問題関心を持ち合わせる者にとっては共有されていると考えます。 呪われた生などない、という原理的地平を殊更に確認するのは、「呪い」がこの世界に存在することを私たちが知っているからです。「呪い」とは世界の構造的問題でありそのことに対する無自覚は批判されるべきだしそうすべきだが、そのことは「呪い」において他者の生の在りようを規定するようなものであってはならない。mojimojiさんが民族性と民族主義の区別として言っておられる

    家はあれども帰るを得ず - 地を這う難破船
    antonian
    antonian 2009/04/26
    民族あるいは国家について
  • だいたいで、いいじゃない。 - 地を這う難破船

    ⇒胎児はいつからニンゲンとなるのか? - 地下生活者の手遊び ⇒2009-04-03 吉隆明と大塚英志の対談集に『だいたいで、いいじゃない。』というのがある。 だいたいで、いいじゃない。 (文春文庫) 作者: 吉隆明,大塚英志出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (33件) を見る 「だいたいで、いいじゃない。」とは現在生きている人間を見なさい、ということで、生きている人間の原器は「だいたい」なのだから、と。人間存在とはルーズなもので、そのルーズが生きるということなのだから、未知生焉知死でなく今そこにある人間のルーズな生を見て、生きなさい――というのが吉隆明の説いた「大衆の原像」の意味だった。それは、単なる日共批判でも前衛批判でも知識人批判でもない。 何の話かというと――私たちの生は無数の恣意的な決定

    だいたいで、いいじゃない。 - 地を這う難破船
    antonian
    antonian 2009/04/04
    概ね賛意。カトリックはマッチポンプというのがルターの批判だけどね/理論と実践では異る。猫さんは理論部分において探求中