ことし4月、大津市内の公園で、点検したばかりのブランコのチェーンが切れて子どもがけがをするなど、点検後にもかからず遊具が壊れ、子どもがけがをする事故が相次いでいます。NHKが全国の都市公園の遊具の事故を調べたところ、昨年度までの6年間に発生した重大事故45件のうち、点検から2か月以内に起きたのが20%余りに上っていることが分かりました。 このブランコは、事故の当日に目で見て確認する目視などによる点検が行われていましたが、切れたチェーンはカバーに覆われていて、腐食していることに気付かなかったということです。 このほか、ことし6月に福島県で、7月には奈良県で、自治体が管理する遊具が点検後にもかかわらず壊れ、遊んでいた子どもが頭などに軽いけがをしていました。 遊具の事故は骨折などの大けがにつながることがあり、過去には頭や胸を強く打って死亡した事故も起きています。 国土交通省によりますと、平成25