25日午前9時20分ごろ、さいたま市浦和区針ケ谷4丁目の市道で、路側帯に設置されていた道路標識(高さ3・6メートル)が倒れ、さいたま市西区の会社員女性(28)の左上腕部に接触した。女性は1週間のけが。埼玉県警浦和署が原因を調べている。 署によると、倒れた標識は直径6センチのポールの上部に駐車禁止などの標識が付いており、ポールの根元が腐食していた。犬や猫のフンや小便が原因の可能性があるという。 県警交通規制課によると、標識は1992年設置。今年に入ってからの目視確認では異常は見つからなかったという。今年1月にも同県草加市内で標識が倒れる事案があり、同課は「点検、管理を徹底し、同種事案の防止に努める」として、近く緊急点検の実施を各署に通知するという。