近年、日本国内でもボードゲームの広がりが顕著である。ゲームマーケットの入場者数が16年間で27.5倍、国内市場が6年間で4.5倍。ボードゲームカフェ・プレイスペースの開店ペースは5年前の4倍で、今年はすでに20軒もオープンしている。「盛り上がっているといっても一部。ブームとはいえない」(すごろくや丸田店長)とはいえ、フリークがメインだった5年前、10年前と比べると一般層が目立つようになり、隔世の感がある。 私の住んでいる人口3万人の街にもボードゲーム協会が発足し、地元のテレビ局の取材を受ける。そこでよく聞かれるのが、「ボードゲームはどうして広がっているのか」という質問。そこで備忘録として、このような国内の急速な広がりの原因と考えられるものを10挙げてみたい。 観点は「0から1」、すなわちそれまで『ウノ』『オセロ』『人生ゲーム』ぐらいしか知らなかった人が現代ヨーロッパ系のボードゲームを知った
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