はじめに 前回の記事では、サーバーレス技術の解説を通じて、弊社が具体的にどのようにAIシステムを開発しているかをご紹介しました。AWSとGCPの2つのプラットフォームにフォーカスしましたが、今回の記事では特にAWSを用いた開発手法に焦点を当て、筆者が実際に手がけたAI Botの実装について解説していきます。 今回のAIシステムは、画像内の特定の物体を検出して処理を行う物体検出系のシステムです。AIモデルには物体検出を担当するYOLOv5を採用し、学習データの準備、学習の実行、推論を行うプログラムの実装、そしてフロントエンドの実装といった工程が必要となります。この過程で、Amazon SageMaker、特にServerless Inferenceを活用することで、コストを最小限に抑えながらサーバーレスでAIシステムを開発していく手順をご紹介します。 Amazon SageMaker Ser
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