千葉市議会の自民党市議団の宍倉清蔵市議(74)と橋本登市議(70)が自民党を離党し、橋下徹大阪市長らが結党を目指す新党「日本維新の会」に入党することが14日、わかった。 両氏はこの日、自民党市議団を離脱。新会派「日本維新の会千葉市議会議員団」の結成を議会事務局に届け出た。幹事長となった橋本氏によると、2人は18日に自民党に離党届を提出する予定という。 宍倉氏は11期目、橋本氏は9期目のベテラン市議で、橋本氏は取材に対し、「消費増税分を地方の財源にするという新党の考え方に賛同した」と話し、宍倉氏は「詳しい理由はまだ話せない」と述べた。 市議会(定数54)では、最大会派・自民党市議団が17人となった。自民党議員団の宇留間又衛門幹事長は「2人とも無所属でやっていくと話していた。裏切られた思いだ」と述べた。