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2012年11月2日のブックマーク (3件)

  • 都留重人氏とは誰だったのかII - 田中秀臣の「ノーガード経済論戦」

    戦後の日人の常識のひとつに、アメリカのウォール街から始まった大恐慌は、ルーズベルト大統領によるケインズ型の財政政策によって回復した、というものがある。このケインズ政策が公共事業によるダム、港湾施設、道路の建設といった政府主導のものであるという「常識」はいつ形成されたのだろうか。それと解く鍵のひとつに、戦時下において東大で行われた都留の講義にあるのかもしれない。 都留の戦中に行った講義『米国の政治と経済政策』(昭和19年)は、1920年代のアメリカ経済の繁栄と大恐慌による危機、そして30年代以降のニューディール政策の評価を包括的に解明した経済政策の書である。しかも都留はアメリカからの帰国(昭和17年)する当時から心に決めていたように、すでに日の敗戦は必死とみており、“敗戦”後の日の見取り図を彼なりに吐露した処女作である。 全体は四章からなり、第1章 二十年代の性格、第2章 大恐慌と米国

    都留重人氏とは誰だったのかII - 田中秀臣の「ノーガード経済論戦」
  • 都留重人氏とは誰だったのか - 田中秀臣の「ノーガード経済論戦」

    都留重人氏が亡くなられたそうです…合掌。 実は先週の土曜日に早稲田大学図書館で都留氏の著作をかなりの数借り出しました。それはナカニシア出版から今年の夏には出る予定の浜田宏一先生、野口旭さん、若田部昌澄さん、中村宗悦さん、浅田統一郎さん、松尾匡さん、というメンバーによる統一的なテーマで構成された論文集のために借り出したものです。私の仮のテーマは当初は小宮隆太郎氏の所説変遷を中心とするものにしようと思いましたが、次第に小宮氏がおそらく批判の対象のひとつとしてきたと思われる日のマルクス主義的ケインズ経済学あるいは日の制度学派経済学歴史的考察を批判的に読み解いていこうと思っていました。図書館から大量に借り出した矢先なので虫の知らせみたいですね、個人的には。 この日のマルクス主義的ケインズ経済学あるいは日の(旧)制度派経済学の流れは、大学で言えば一橋大学そして人物でいえば杉栄一と都留重人

    都留重人氏とは誰だったのか - 田中秀臣の「ノーガード経済論戦」
  • 超党派で作る「自殺対策を推進する議員有志の会」会合のお話

    清水康之/NPO LIFELINK @yasushimizu 昨日、超党派で作る「自殺対策を推進する議員有志の会」会合があった。民主党の柳澤光美議員と松浦大悟議員。参院の尾辻秀久副議長、公明党の木庭健太郎議員。社民党の福島瑞穂代表、共産党の大門みきし議員。こんな政局にあっても、共に自殺対策を進めてきた同志として、快く結集して下さった。(続く 2012-11-02 10:10:17 清水康之/NPO LIFELINK @yasushimizu 続き)自殺対策推進に必要な3要素、即ち「実態を把握するための自殺の市区町村データ(警察統計)」「データ分析を踏まえた先駆的戦略事例(新大綱)」「それらを実現するための財源(自殺対策基金)」が揃ったことで全国的に対策が進み、今年は15年ぶりに年間自殺者が3万人を下回りそうだと報告。 2012-11-02 10:25:42 清水康之/NPO LIFELIN

    超党派で作る「自殺対策を推進する議員有志の会」会合のお話
    aoki0104
    aoki0104 2012/11/02